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大阪メトロ「万博の玄関口」夢洲駅の実力は? 大勢の来場者を想定、広大な"近未来"地下空間

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コンコースの北側には、トイレや休息スペースがまとめられていた。トイレは男性用・女性用に加えオールジェンダー対応として完全個室型のトイレも設置。授乳やおむつ替えなどに使えるベビーケアルームに加え、発達障害やパニック障害を持つ人が人混みや騒音などによる感覚過敏な状態から避難できる「カームダウン・クールダウンスペース」を設けるなど、大阪メトロでは初となる取り組みがなされている。

コンコース階とホーム階をつなぐエスカレーターは3基を設置(撮影:伊原薫)

シックな色合いのホーム

ホームは1面2線の島式構造で、長さは約160m、幅は約10m。中央線は現在6両編成だが、8両編成に対応できる長さが確保されている。壁や天井、可動式ホーム柵は黒を基調としたシックな色合いで、中央線のラインカラーである緑色のライン照明がシンプルながら引き締まった空間を印象付ける。

駅のデザインには「移世界劇場」というコンセプトワードが掲げられており、列車を降りた乗客が照度を落としたホームの線路側から光を反射するメタリックな折り紙天井、そして明るいコンコース階へと導かれることで、移動の魅力や多様性を演出しているそうだ。

万博に合わせて導入された新型車両・400系はまるで宇宙船のような“顔”を持つ。さぞかしこの空間によく似合うことだろう。

ホーム階の中央付近。柱部分にも門形の照明が埋め込まれている(撮影:伊原薫)
【写真の続き】ホーム階の天井は金属製の折り紙調、壁面には中央線のラインカラーである緑色のライン照明、そして夢洲駅の駅名標

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