浜崎あゆみに「今も40代が救われている」深い理由 「タモリも絶賛」令和もあゆが求められている

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もちろん、浜崎あゆみの活動を観ていて、それは必要なのだろうか、と思うことがある。自伝的小説『M 愛すべき人がいて』には首をひねったし、インスタグラムの加工強めの自撮り画像に驚くこともある。

あれだけ大スターになっても、どんなにセレブなエピソードをアップしようとも、不思議なほど自信満々という感じが見えない。ファンたちに「私は何を見せればいい?」と必死に問いかけてくるようだ。

浜崎あゆみ
「服装が若すぎる」と言われがちになってしまったあゆ(画像:本人の公式Instagramより)

40代があゆに勇気をもらえる理由

それでも今、40代の彼女に勇気をもらえるのは、結局、何度も何度も立ち上がり、見事に復活してくるからだ。一時は、左耳の聴力と声帯の不調に悩まされ続けたようで、テレビで観ていても、明らかにつらそうなときがあった。それでも対策を見つけ、舞台に立ち、ダンサーたちとともに、夢のような世界を繰り広げる。

現在、テレビで彼女のパフォーマンスが見られるのは年に数度。季節の節目に行われる歌謡祭はその貴重な1つだ。今年は12月4日に『FNS歌謡祭』(フジテレビ系)の第1夜が放送され、『Rule』(2009年)、『SURREAL』(2000年)、『evolution』(2001年)の3曲スペシャルメドレーを披露。Xのトレンドに入ったのも納得の、素晴らしく力強い高音!

いろいろ言われるけど、やっぱすげえなあ、あゆは

SNSにつづられた言葉に深くうなずいてしまう。

16年ぶりのアジアツアー「ayumi hamasaki ASIA TOUR 2024 A~I am ayu~」も1分でSOLD OUT。2000年代のヒット曲を惜しげもなく披露し、中国のファンの熱狂ぶりは、その様子を伝える動画を見ても、興奮が伝わってくるほどだ。

『おむすび』効果により今年は復活か、と予想された紅白歌合戦出場はかなわなかったが、12月30日、31日には、毎年恒例のカウントダウン・ライブ「ayumi hamasaki COUNTDOWN LIVE 2024-2025 A ~I am ayu~」が開催される。そちらを楽しみにしている人も多いだろう。

次ページまた、彼女のステージを紅白で見てみたい
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