再生数が伸びる動画・伸びない動画の決定的な差 企業で動画制作するうえで最も重要なポイント

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カメラの前で自社のスタッフがとうとうとその内容を解説だけする動画もありますが、視聴者はそれだけでは物足りません。視聴者にとってはどのようなサービス受けられるかが最も気になるはずです。

その点、「NEXT FLOW 訪問看護」は、視聴者が気になることを密着動画で実現しています。顧客や利用者とのやり取りは、意外に撮影するのが難しく、撮影となるとぎこちなくなってしまいがちなのですが、 同社のスタッフは普段と同じように利用者に接して、 サービスを受けている人が緊張しない雰囲気作りをしているのがよくわかります。

いかに動画制作の意義を協力者に感じてもらうか

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企業担当者はよく顧客の協力を得るのが難しいと言いますが、同社の担当者はこう語っています。

「私たちが提供する介護サービスでも、『なにをしてくれるのかわからない』『誰に頼めばよいのかわからない」といった声を聞くことがあります。誰もが必ず必要となるサービスにも関わらず、こういった状況です。

『知らない』ということが原因で、サービス利用の遅れが命に関わってしまうことは少なくありません。ですから、同じように困っている人たちに『こんな介護サービス』があることを伝えたいという目的を必ず説明するようにしています。そうすることで、動画を配信する意義に賛同して協力してくださる方がいらっしゃいます」

いかに動画制作の意義を協力者に感じてもらうかがポイントというわけです。

動画は実際にその場にいなくても、雰囲気や内容などを伝えることができる非常に画期的なコンテンツです。撮影内容や方法について演出をお願いせずに、普段通りのサービスをありのままに撮影するようにしましょう。

小笠原 剛 映像ディレクター

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おがさわら たかし / Takashi Ogasawara

株式会社いのしし社長。映像ディレクター。1971年生まれ。1994年に株式会社日本テレビビデオに入社。ビデオ事業部で、企業ビデオの制作を担当 して経験を積んだ後、番組制作部に異動。朝の情報番組『ズームイン!! 朝!』を長年担当する。2006年にアメリカ・ロサンゼルスに移住し、日本語放送局「UTB」に入社。現地のコミュニティー番組やMLB、NBAなど アメリカのメジャースポーツの取材を幅広く担当。2009年に帰国した後はフリーランスの映像ディレクターとしてNHK、TBS、テレビ朝日、テレビ東京など地上波民放各局の番組制作に携わる。近年では動画コンサルティング業にも力を入れ、一般の人を対象に動画制作をサポートする活動をしている。

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