「iPhoneのAI機能」日本でいますぐ使える機能3つ 「iOS 18.1」アップデートで一部の機能が有効に

✎ 1〜 ✎ 145 ✎ 146 ✎ 147 ✎ 148
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

その下に、検索窓のような形をしたキーワード入力欄があり、「Describe a memory」と書かれている。ここをタップして、どのようなメモリーを作るかを指定する。試しに、上記のような自分で撮ったの写真だけを集めたメモリーを作ってみた。ここでは、入力欄に「American food photo in restaurants. Human photos must not be included.」と入れてみた。アメリカで撮った、料理だけの写真にしてほしいという意味だ。

精度は十分ではないが日本語対応も期待したい

後半の文章がないと人物の写真も混ざってしまっていたが、ハンバーガーやホットドッグ、ステーキの写真だけで構成されたメモリームービーが出来上がった。ただし、1枚バルセロナのレストランで撮った写真も混ざってしまっていたので、これは出来上がったメモリームービーから削除した。人物の写真を混ぜ込んでしまうこともあるなど、精度はまだ十分ではないことがうかがえるが、撮りためた写真からムービーを作りたいときには便利。日本語対応も期待したい機能だ。

このように、英語ではようやくスタートしたApple Intelligenceだが、まだ粗削りな部分は残っている。再三述べているように、英語以外の言語にも未対応。Apple Intelligence自体、まだ進化の途上にある。イラストを作成する「Image Playground」や、画面上で何が起こっているかを読み取る機能、さらにはChatGPTとの連携も未対応だ。日本語対応とともに、今後の定期的なアップデートにも期待したい。

この連載の一覧はこちら
石野 純也 ケータイジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

いしの じゅんや / Junya Ishino

大学卒業後、出版社の宝島社に入社。IT関連の雑誌、書籍を編集する部署で、数々のケータイ関連誌を立ち上げる。独立後は、ジャーナリスト/ライターとして、モバイルに関連した幅広い企業を取材。ウェブサイトや雑誌を中心に、執筆活動を行う。ネットワークから端末、コンテンツまで、モバイルに関する全レイヤーをカバーする。主な著書は『ケータイチルドレン』(ソフトバンク)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイナビ)。iPhone、スマートフォン関連の解説書なども、多数手掛けている。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事