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キャリア・教育 #近視は病気です

アフターコロナでの健全な心身の取り戻し方

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  • 窪田 良 医師、医学博士、窪田製薬ホールディングスCEO
  • 春山 慶彦 ヤマップ代表取締役CEO
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窪田:私は目の健康という観点からも山歩きに大きな可能性を感じています。ヤマップが運営する「YAMAP」は登山アプリ国内ダウンロードNo.1と聞いています。ユーザーの皆さんは実際にどのようにアプリを活用して、登山や山歩きを楽しんでいるのでしょうか。

山歩き初心者でも気軽に楽しめる「集合知」

春山:私たちがメイン事業としているアプリをはじめとするインターネットの一番の強みは集合知だと思っています。Wikipediaがその代表例ですね。ごく少人数の専門家で辞書を作るよりも、より多くの幅広い関係者が作成するほうが使い勝手のいいものができあがります。ヤマップでもアプリの機能の一つとして、ユーザーさんたちが各自の山の楽しみ方を紹介し合ってシェアできるようになっています。

(株式会社ヤマップ提供)

窪田:素晴らしいですね。自分が「今度の週末、あの山に行こうと思うので、今雪はどのくらい残っているのか知りたい」といったことも、つい先日その山に行った人が情報をシェアしてくれていたら助かりますね。

春山:私が登山をし始めた20年ほど前と今とでは、山の楽しみ方がだいぶ変わってきたと感じています。ただ黙々と登山をするだけでなく、例えば登山先の自然を写真撮影して楽しんだり、山の上でご飯作りやヨガを楽しんだり、親子で山歩きを楽しんだりと、楽しみ方が多岐にそして細分化されてきました。

春山慶彦/1980年福岡県春日市出身。同志社大学法学部卒業。アラスカ大学フェアバンクス校野生動物学部中退。ユーラシア旅行社『風の旅人』編集部勤務後、独立。I Tやスマートフォンを活用して、自然や風土の豊かさを再発見する仕組みをつくりたいと思い、2013年にヤマップをサービスリリース。養老孟司さんらとの対談をまとめた『こどもを野に放て!』を出版(撮影:梅谷秀司)

窪田:登山初心者でも楽しめそうなアイデアがたくさんありそうですね。

春山:そうなんです。従来の登山業界では埋もれていたニーズやアイデアが豊富にあり、専門家に聞くよりもユーザーさんたちに直接聞くほうがよいと思える情報もたくさんアプリ上に集まります。

私も窪田先生と同じく、自然が豊富な山の中を歩くことは、人間の身体発達面や認知面においていい影響を与えていると当事者として感じています。

窪田:それは医師としてとても興味深いですね。

(構成:石原聖子)

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