セブンの「上げ底弁当?」が今また"猛烈批判"の訳 値上げによる客離れを恐れ、ファン離れが発生か

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セブン・イレブン
「上げ底弁当」や「不自然な容器の色塗り」などが今になって大きく批判されているセブン。なぜそんなことになっているのだろうか?(筆者撮影)

セブン-イレブンへの風当たりが強くなってきた。商品に関する不満が続出しているのだ。

容器の底が見た目より高いお弁当や中身がスカスカのおにぎり、いわゆる「ステルス値上げ」ではないかとの声が出ている商品の写真がSNSにアップされ、物議を醸している。おにぎりやサンドイッチのように、「たまたまその1個がそうだっただけではないか?」と思えるものから、「これはステルス値上げと受け止められても仕方ないかも……」というものまでいろいろだ。

そしてこの流れ、単なるセブン批判だけでは終わらない興味深い論点を含んでいるので、コトの経緯を含め、解説したい。

セブンが減益、商品の改悪が要因と受け止められたが…

セブンへの風当たりが強くなった発端は、時事通信が報じた「ローソン、ファミマが増益 セブン苦戦で明暗―8月中間決算」という記事だろう。この記事では、コンビニ各社の決算を報じつつ、ローソンとファミマが増益を達成しているのに対し、セブンだけが減益しているとレポートしている。

【画像12枚】「フタのほうが分厚い弁当」「おにぎりは崩れる」…最近のセブンの商品を検証してみたら…
次ページ実際に買って検証してみると…
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