相鉄ゆめが丘「大規模集客施設」開業のインパクト 横浜郊外にポツンと建っていた駅が本領発揮

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横浜市泉区で最大規模の商業施設となるソラトスは、駅周辺約24万㎡の「泉ゆめが丘地区土地区画整理事業」の一環で開発した。地上3階の館内には約130店舗が出店する。食料品やファッションの専門店、飲食店、スーパーマーケット「そうてつローゼン」、10スクリーンあるシネマコンプレックス「109シネマズ」などが軒を連ねる。

相鉄キャラクター「そうにゃん」をモチーフにした遊具が並ぶ屋上広場をはじめ、キッズトイレ・ベビー休憩室・授乳室など、子育て世代を意識した設備を館内随所に設けた。9店舗700席のフードコートにはいずみ野線の電車が眺められるテラスを併設、グループ会社の相鉄ピュアウォーターが手掛ける浄水システム「良水工房」もアピールする。

7月25日にオープンした大規模集客施設「ゆめが丘ソラトス」(記者撮影)

ゆめが丘駅もリニューアル

相鉄はソラトス開業にあわせてゆめが丘駅に交通系ICカード専用の「ソラトス改札口」を開設し、雨の日でも濡れない屋根付きの通路を整備した。

多機能トイレの拡充や女性用トイレにパウダーコーナーを設置するなどトイレの全面改修のほか、上屋鉄骨の新塗装といったリニューアルを実施。副駅名称を「ゆめが丘ソラトス前」とした。

ゆめが丘駅もリニューアル。ソラトス改札口は画面奥にある(記者撮影)
ゆめが丘駅はソラトスに隣接する(記者撮影)
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