日本株の底入れがようやく近づいてきた?

テクニカル面から見れば株価は反転の可能性

1日の日経平均は724円安。NYダウも469ドル安となった。日本株はどこで底値を付けるのか(写真:共同通信)

9月1日の日本株は、日経平均株価が前日比724円安の1万8165円となるなど、再び大荒れになった。これを受けて同日のNYダウも前日比469ドル安の1万6058ドルとなった。

改めて、終わった8月の相場を眺めてみると、日経平均は高値2万0808円から安値1万7806円台まで急落した(終値ベース)。下げ幅は一時3000円超、下落率は15%近くに達した。

底入れを示唆する3つのシグナルとは?

それでも、8月下旬には中国の追加金融緩和や為替市場でドル円が落ち着く等、投資家心理がやや改善。国内の主力株の一部では自律反発の動きもみられた。

1日の相場を見ていると、株価はまだまだ下落しそうに見える。だが、代表的なテクニカル指標をみると、日本株は売られ過ぎの水準に接近、底入れを示唆する3つのシグナルがそろいつつある。もし戻りを試す流れとなった場合、9月はどう動くのか、需給面からの見通しを探ってみた。

8月にマーケットが揺れたのは、中国の人民元切り下げがきっかけだった。その中国では上海総合指数が3000ポイント台を割れた。また原油(WTI)が1バレル40ドル台、NYダウも1万6000ドル台をそれぞれ下回った。

しかし、先週の8月25日(火)の日経平均は、テクニカル指標では底入れを示唆する3つのシグナルがほぼそろったのである。すなわち①25日移動平均線から12%超と大きく下振れ、②騰落レシオ(後述)が67%まで低下、③信用評価損益率(8月21日申込時点)もマイナス11.7%まで悪化する等、売られ過ぎの水準に達していた。

次ページなぜ売られ過ぎと言えるのか
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 若者のための経済学
  • 内田衛の日々是投資
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 賃金・生涯給料ランキング
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
海外進出、そして株式上場へ<br>新日本プロレスの復活と野望

どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。