頭のいい人の「質問力」が身につくシンプルな習慣 質問力は特別な能力ではなく習得できる
質問することが苦手な人は少し前向きになって、友だちや家族に質問を投げかける回数を増やしたり、初対面の人が集まる場所に足を運んだりしてください。質問はコミュニケーションの一つですので、多少の苦手意識があっても、失敗を臆することはありません。失敗しても次の工夫につながります。
質問力とレジリエンスを高める「セルフトーク」
質問力を身につけるうえでもう一つ大切なことは、自分自身に質問をするセルフトークです。セルフトークとは、自分の中で自分自身に質問をすることで、答えを導き出したり、漠然とした悩みを正確な悩みとして変換したりすることができます。
そして、このセルフトークをするタイミングとして特におすすめしたいのが、ネガティブな気持ちに支配されてしまったときです。「もう自分はダメだ」という自分の声に対して、「今はピンチだけど、どこかに可能性やメリットはないか?」「転んでもただでは起きないためには何ができるか?」などと前向きに問いかけるのです。
こういった質問は、「レジリエンス」に有効です。レジリエンスとは逆境や困難に立ち向かい、物事をポジティブにとらえるための心理的リソースです。質問の形だけでなく、自分自身への呼びかけや説得もレジリエンスに有効です。
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