30代からのジュエリーは「重ねづけ」で脱マンネリ Pepper流、ブランド名品も大胆に印象チェンジ
地金とカラーに関しては、「シルバーやプラチナなどのホワイト系の地金とイエロー系の地金を重ねてもよいものか」という悩みもよく耳にします。私は同じ手に地金カラーが異なるリングをつけることはめったにありませんが、左手にホワイト系、右手にイエロー系というつけ方は毎日のようにしています。そんなときは左の手首にイエロー系の時計をつけ、左手と右手をリンクさせるなど、つながりは意識していますね。
1点買い足すなら主張の強すぎない細身リング
――重ねづけにトライするにあたり、持っておくと便利なアイテムはありますか。
おすすめは、お手持ちのジュエリーと同じ色のシンプルな細身のリングです。私はMARIHAの「願い事」リングを愛用していますが、なんだか寂しいなと思ったときに余白を埋めるような感覚で使えます。それから、比較的サイズがフレキシブルなチェーンリングなどは、何本かの指で兼用できるので使いやすいですよ。
もう少し冒険したいという人は、少し攻めたデザインのCartier「ジュスト アン クル」。釘がモチーフの少し辛口なデザインですが、上下がストレートなラインなので合わせやすく、可愛い雰囲気のファッションと合わせて“甘辛”のミックスもおすすめです。
――ジュエリーを楽しむうえで、大切にしたいことはどのようなことですか。
やっぱり、自分が好きかどうか、です。本来、ジュエリーのつけ方にルールはありません。重ねづけの方法についてお話ししましたが、自分がしたいなら、手持ちのジュエリーをつけられるだけつけてもいいと思います。
だから「こういうつけ方だけが正解」とか「高価なものじゃないとダメ」ではなく、自分らしく楽しみたいなと思っています。体型による制限が少なく、年齢を重ねるほど似合うものが増えるジュエリーは、身に着けることで自分を好きになれたり、毎日の生活を豊かにしてくれるもの。これからもそんな楽しみ方をしていきたいなと思っています。
東洋経済Style&Lifeのトップページはこちら
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら