30代からのジュエリーは「重ねづけ」で脱マンネリ Pepper流、ブランド名品も大胆に印象チェンジ

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地金とカラーに関しては、「シルバーやプラチナなどのホワイト系の地金とイエロー系の地金を重ねてもよいものか」という悩みもよく耳にします。私は同じ手に地金カラーが異なるリングをつけることはめったにありませんが、左手にホワイト系、右手にイエロー系というつけ方は毎日のようにしています。そんなときは左の手首にイエロー系の時計をつけ、左手と右手をリンクさせるなど、つながりは意識していますね。

1点買い足すなら主張の強すぎない細身リング

――重ねづけにトライするにあたり、持っておくと便利なアイテムはありますか。

おすすめは、お手持ちのジュエリーと同じ色のシンプルな細身のリングです。私はMARIHAの「願い事」リングを愛用していますが、なんだか寂しいなと思ったときに余白を埋めるような感覚で使えます。それから、比較的サイズがフレキシブルなチェーンリングなどは、何本かの指で兼用できるので使いやすいですよ。

ポメラートの「ヌード」リングとアルティーダウードの「スクエアチェーンリング」
ポメラートの「ヌード」リング(右)と、アルティーダウードの「スクエアチェーンリング」(左)(撮影:pepperさん)

もう少し冒険したいという人は、少し攻めたデザインのCartier「ジュスト アン クル」。釘がモチーフの少し辛口なデザインですが、上下がストレートなラインなので合わせやすく、可愛い雰囲気のファッションと合わせて“甘辛”のミックスもおすすめです。

ポメラートの「ヌード」リングとアルティーダウードの「スクエアチェーンリング」
マリハの「願い事」リング(左)とカルティエの「ジュスト アン クル」(右)(撮影:pepperさん)

――ジュエリーを楽しむうえで、大切にしたいことはどのようなことですか。

やっぱり、自分が好きかどうか、です。本来、ジュエリーのつけ方にルールはありません。重ねづけの方法についてお話ししましたが、自分がしたいなら、手持ちのジュエリーをつけられるだけつけてもいいと思います。

だから「こういうつけ方だけが正解」とか「高価なものじゃないとダメ」ではなく、自分らしく楽しみたいなと思っています。体型による制限が少なく、年齢を重ねるほど似合うものが増えるジュエリーは、身に着けることで自分を好きになれたり、毎日の生活を豊かにしてくれるもの。これからもそんな楽しみ方をしていきたいなと思っています。

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藤堂真衣 フリーライター

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とうどうまい / Mai TODO

大阪出身、1986年生まれ。大学を卒業後、フリーター期間を経て2011年より制作プロダクションのライターとして活動を開始。大学受験や結婚情報誌のライティング・ディレクションに携わる。2016年、結婚を機に上京し、フリーライターとしてビジネス系からエンタメ、カルチャー、ライフスタイル系まで、インタビューを中心に幅広く活動中。幼少時からのアニメ・漫画オタク。好きなものは間取り図と廃墟。
note https://note.com/aim_xyz
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