アップル「iPhone16」いったいどこがスゴいのか 予測可能になっていたiPhoneに起こった"変化"

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ウォール街はAIを搭載したスマホに熱狂しており、アナリストはこの機能によってアップルの来年のiPhone販売台数は今年より12%増の2億4000万台を記録するだろうと予測している。

生成AIの時代は、アップルにとって新たな挑戦でもある。iPhoneの17年間の歴史の大半において、アップルは単一のソフトウェアシステムを開発し、世界中でアップデートしてきた。

しかし、多くの国はAIをサポートするコンピューティング・システムやデータを自国内に置くことを望んでいる。AIシステムはまた、それを使う人々の文化や言語の違いにも敏感であることが求められる。

より地域特化型のものが求められるようになっている

その結果、アップルはiPhoneを販売する国向けに、よりカスタマイズされたソフトウェアを作らなければならなくなるかもしれない、とアナリストは言う。

同社によると、Apple Intelligenceは来月、予備的なソフトウェア・アップデートでアメリカで利用可能になるという。アップルは今年後半に、このソフトウェアの配布をイギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカに拡大する予定だ。中国語、日本語、スペイン語での提供は来年になるとのこと。

「地域はよりバルカン化している」と、技術系調査会社Moor Insights & Strategyの創設者であるパトリック・ムーアヘッドは言う。「各地域のオーダーメイド化が進み、アップルの生産ペースが落ちている。

(執筆:Tripp Mickle記者)

(C)2024 The New York Times 

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