アップル「iPhone16」いったいどこがスゴいのか 予測可能になっていたiPhoneに起こった"変化"
iPhoneは予測可能なものになっていた。過去7年間、カメラ、プロセッサーー、バッテリーの寿命が少しずつ改善され、概ね同じような外観になってきた。
だが9月9日(アメリカ時間)、アップルは初の人工知能(AI)を搭載したiPhoneを発表し、その予測可能性を覆そうとした。
より高性能なSiriがアシスト
同社の未来的なシリコンバレー・キャンパスで事前に録画された映像で発表されたiPhone 16は、Apple Intelligence(アップル・インテリジェンス)と呼ばれる同社の生成AIシステムを実行するように設計された4つのモデルがある。
アップルによると、これらのスマートフォンは、メッセージを並べ替えたり、文章を提案したり、より高性能なバーチャルアシスタントSiriを使ったりできるようになるという。
iPhoneのこれらの変更点の発表に加え、同社はApple Watch Series 10を発表した。このモデルは角が丸くなり、ディスプレイが大きく明るくなり、10%近く薄くなった。
また、新しいAirPods Proも発表された。新モデルはコンサートや工事現場近くでの騒音を自動的に低減するだけでなく、プロ仕様の補聴器として機能するという。