日本株の本格的な戻りはいつになるのか

日経平均733円安、ついに1万8000円割れ

日経平均は一時切り返したが結局1万9000円に戻すどころか1万8000円割れ。今後はどうなるのか(東京証券取引所、AP/アフロ)

上値の重さが鮮明になったマーケット

乱高下のあと、結局は上値の重さが鮮明になった――。25日の日経平均株価は結局大幅に続落、前日比733円安の1万7806円で引けた。

24日の海外市場では、米国株が大幅安となり、ダウ平均株価は寄り付き後に一時1000ドルを超える下げ幅となるなど、2014年2月以来の水準に落ち込んだ。25日の国内株式市場も大きく下げ、午前の日経平均は1万7747円まで続落。その後は買戻しや押し目買いなどが入り、一時は1万8835円まで急速に値を戻した。だが、中国株が軟調に推移したことから、引けに掛けては再び大きく売られた。

結論から言えば、このあとはしばらくレンジ相場での上値の重い展開が続くことになりそうだ。基本は「戻り売り」であり、場合によっては再度大きく下げる「深押し」の可能性もまだ残っている。

25日の値動きを見る限り、株式市場の需給悪化は筆者の予想以上である。依然として上海株の影響を受けていることや、戻り高値から大幅に下げて取引を終えたことも、市場センチメントが弱気に傾いていることの証拠だ。

「移動平均線からのかい離率の大きさ」や「空売り比率の高さ」から、いったんは上昇すると見て短期筋が買い戻しに走ったことなどで、前場は急速に値を戻した。だが、こうした短期的な取引だけでは戻り基調に転じるのは困難である。

次ページ今後の展開はどうなるか?
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • トクを積む習慣
  • コロナウイルスの恐怖
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
日本の経常収支に構造変化<br>10年後には赤字化も?

ドル円相場が不思議な安定を続けています。その背後に日本企業や投資家の行動変化があり、統計数値として経常収支に表れます。10年後に経常黒字が消え、通貨の信認を問われる時代になる可能性を踏まえ、国も企業も戦略を構築しておく必要があります。