とくにタイプSの場合は、Sport+というモードも追加され、スロットルレスポンスや変速制御、パワーステアリングのアシスト量、SH-AWDの応答性は極限までアグレッシブに変化。車高も自動で下げられ、おのずと目線も下がることから、否応なくやる気を刺激されてしまう。今回は交通量の多い街中やハイウェイだけでなく、ワインディングにも足を踏み入れてみたが、爽快この上ないコントローラブルな走りを堪能することができた。
豪華な内装やオーディオシステム
刺激的という意味では、真っ赤なミラノレザーとステッチが張り巡らされたインテリアも、かなり印象的。試乗車はタイプSにアドバンスパッケージが追加された「タイプSアドバンス」という最上級グレードで、25個のスピーカーを備えたELS Studio 3Dシグネチャーエディション・プレミアムオーディオ、サラウンドビューカメラ、ヘッドアップディスプレイといった付加装備も充実していた。
いずれも12.3インチのデジタルメーターとセンターディスプレイが備わり、トゥルー・タッチパッド・インターフェースと呼ばれる専用コントローラーを装備。Amazon Alexaを使った音声コントロール機能、アキュラリンクと呼ばれるコネクティッドサービス、ワイヤレス接続のApple CarPlay/Android Autoなど、ひととおりの最新機能も網羅している印象だ。
セカンドシートはもちろん、サードシートも広く、大人が座っても十分なクリアランスが確保されている。ちなみにセカンドシートの中央席は独立して取りはずしが可能。自宅やガレージにはずしたシートの置き場所さえあれば、キャプテンシートとして使うこともできる。
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