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赤字転落のエルピーダメモリ、迫る巨額返済の重圧

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 エルピーダはこれまでも業況が悪化するたびに、新株発行などのなりふり構わぬ資金調達で生き永らえてきた。今回も借り換えをはじめ、あらゆる手段を模索している。実際、坂本社長は大手顧客に「DRAMメーカーがサムスンだけになったらどうなる?当社に出資してはどうか」と要請。「前渡し金か株式かわからないが、資金を出してくれると信じている」と言う。

他社を淘汰することで残存者利益を得るのが坂本社長の戦略。だが、これまでにも経営危機に陥ったハイニックスが、公的支援を受けてよみがえったことがある。体力勝負を続けるなら、さらなる資金調達が必須だろう。

経営の手札が限られる中、自ら打開策を見つけられるのか。あるいは国頼みとなるか。エルピーダは生き残りを懸けた重要な局面を迎える。

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(長谷川高宏 =週刊東洋経済2011年11月12日号)

※記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

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