「涙が出てくる」韓国人絶賛した日本人歌手の正体 テレビでJ-POPが放送されるようになった背景

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広島のローカルアイドルユニット「SPL∞ASH」に所属する住田愛子さんが歌った『ギンギラギンにさりげなく』は番組公式YouTubeで550万回を突破し、音楽ユニット「Letit go」でデビューし、解散後は、ライブ活動などを続けてきたという歌心りえさんの「雪の華」は560万回を超え現在も記録更新中だ。

歌心りえさんが歌った曲は他にも100万回を超えて視聴されたものが多く、書き込みも1万以上ついている。最終回に歌った「道化師のソネット」では、対戦相手の韓国の歌手や観客が涙ぐむなど、会場を感動で埋め尽くした。

「日本語とはこんなにも美しいものですか」

同曲のYouTubeの書き込み欄には、韓国の視聴者から「人生で初めて慰められた曲」「日本語とはこんなにも美しいものですか。涙がでてくる」「70歳になろうとしている私が心から拍手を送ります。歌が上手な歌手はたくさんいますが、歌に響きを込めて伝えてくれる歌手はめったにいません。歌心りえさんはこのふたつを持っておられる。もう何度も聴いています。日本の人が歌う歌を聴いても聴いても涙がでます」などのコメントが書きつづられている。

「道化師のソネット」を歌う歌心さん(日韓歌合戦のYouTubeより)

『日韓歌王戦』はケーブルテレビにもかかわらず平均視聴率10.1%、最高視聴率11%を記録する大ヒット番組となり、「MBN」開局以来初の2桁台をたたき出した。現在は後続番組『日韓トップテンショー』が放映中で、審査員として出演した松崎しげるの「愛のメモリー」も人気となり、公式YouTubeでの再生回数は100万回を超えた。

日本では無名だった日本人歌手7人は韓国の芸能事務所と契約を交わし、住田愛子さんは、韓国の人気歌手キム・ダヒョンと「Lucky パンパン」で韓国デビューも飾っている。

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