ブリヂストンがいま北米へ大型投資する理由

ブリヂストンがいま北米へ大型投資する理由

総投資額は約825億円、過去10年で最大の投資案件──。9月、ブリヂストンが大型投資を決断した。しかもその場所は、成長が続く新興国ではない。北米だ。

ブリヂストンが投資するのは、建設・鉱山車両用の超大型ラジアルタイヤ(ORR)の新工場。北米サウスカロライナ州エイケン郡に工場を建設、2014年上期の稼働を見込む。ORRはダンプトラックやショベルローダーなどに使われる特殊タイヤで、中にはタイヤ1本で外径4メートル、重量5トンを超えるものもある。

初のORR海外生産へ数十カ国から北米を選択

今タイヤ業界は「新興国シフト」を急ぐ。ライバルの仏ミシュランは、20年までに新興国での販売量の倍増を計画。国内勢でも住友ゴム工業が、タイ工場の生産能力を世界最大規模に高める方針を打ち出している。新興国の旺盛な内需への対応に加え、輸出拠点としても育成しようというのが、業界の流れだ。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
  • 就職四季報プラスワン
  • 家族の法廷から
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大論争! 財政再建か財政拡張か<br>消費増税延期論やMMT台頭も

株価急落と国内景気の減速で、消費増税の延期論が勃発した。根強く残る財政拡張派の主張は正しいのか。世界的な低金利の継続で台頭したMMT(現代貨幣理論)を含め、争点を検証する。小峰隆夫氏ら4人のエコノミストによる座談会も収録。