「自分の時間がない」ミドル層が孤独を感じる瞬間 "努力"と"報酬"の不均衡が心をへし折る
どんどん余裕がなくなっていく職場で、同僚をフォローすることに疲れていませんか?
これまで20年間で1万人以上の働く人の相談に乗ってきた、労働者メンタルヘルスの専門家が考える「職場でつぶれずに生き抜くヒント」とは――。
※本稿は、『職場の同僚のフォローに疲れたら読む本』から一部抜粋・編集したものです。
24時間、自分の時間がない
【例】
職場では中間管理職。部下育成、部門運営、上司との調整に追われ、家では帰宅したら子どもたちのごはん、洗濯、片づけ……。あっというまに1日が終わっていく。日中ほとんどできなかった自分の仕事は、家事が終わったあとの夜中の時間か休日を使って、なんとかこなしている。24時間、ずっと自分はあとまわし……。なんだか孤独だ。
職場では中間管理職。部下育成、部門運営、上司との調整に追われ、家では帰宅したら子どもたちのごはん、洗濯、片づけ……。あっというまに1日が終わっていく。日中ほとんどできなかった自分の仕事は、家事が終わったあとの夜中の時間か休日を使って、なんとかこなしている。24時間、ずっと自分はあとまわし……。なんだか孤独だ。
職場で管理職になったり、現場のリーダーに選ばれたりするタイミングは、家庭でも忙しい時期と重なります。
子どもは大きくなるにつれて手がかからなくなるといわれますが、実際は中学生や高校生になってもやることはたくさんあります。
習いごとや塾への送り迎え、進学や受験の手続き、場合によっては「行きしぶり」(子どもが学校に行くのを嫌がること)といった心配ごとも起こるかもしれません。
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