組織カルチャーとは「土壌」である。
「土壌」が傷んだままでは「組織」は強くならない
干からびて石ころだらけの土地に、どんなに種を蒔いたところで、芽が出るはずもない。
まずは、みんなで石ころを拾い、雑草を抜き、土を耕すことに汗をかかなければならない。カルチャー変革とはそういうことだ。
「土壌」が肥沃になれば、「根っこ」はたくましく成長する。
たくましく育った「根っこ」は土の中の養分、水分を吸い上げ、「幹」に送り込む。そして、やがて事業という「幹」は成長、発展する。
この「根っこ」こそが現場力である。
「土壌」が傷んだままでは、「根っこ」が太くたくましくなることはない。
封建的な主従関係に起因する不適切な「圧」は組織を著しく傷める。
経営環境が激変する中、過去と同じことを同じようにやっていたところで、厳しい競争に勝てるはずもない。現場力をアップデートしなければ、日本企業は生き残れない。
「昭和の時代」を引きずった「前近代的な組織カルチャー」を放置したまま、日本企業が再生を果たすことは困難なのだ。
*この記事の続き:日本の大問題「"組織カルチャー"の変革」の秘策
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