泡の新感覚「シャワーヘッド」選べる水流で急成長 ホテルやサウナの採用で認知され一般家庭にも浸透
リファのシャワーヘッドはBtoC(一般消費者向け)だけでなく、BtoB(事業者向け)にも供給している。「外資系高級ホテルからビジネスホテルまで全国4万室以上のホテルでご採用いただいています」(加藤氏)という。
筆者も別のホテル取材で「大浴場のシャワーヘッドをリファに替えたら利用客に好評だった」という話を聞いた。
シャワーヘッドの一般向け販路は家電量販店とホームセンターで各3割を占めており、EC(通販)も約2割。別の場所で体験して商品を知っている人が通販で買う傾向にある、という。
主な顧客層は30代と40代の女性だが、最近は利用者層も広がった。
「贈答用や自分へのご褒美として買われる方が多く、最も売れるのは12月、次いで5~6月、そして3月です。12月は会社員なら冬のボーナスが入り、クリスマスモードの月。5月は母の日のプレゼントに贈ったり、6月の夏のボーナスで購入されたりしています。3月はホワイトデーや新生活スタートで買われているようです」(同)
商品包装は段ボール箱でなく化粧箱、開ける瞬間のワクワク感も大切にするという。
複数の水流でヘアケアやスキンケアができる
メーカーや機種によって大きさも形も異なるが、複数の水流を備える。リファは水流が最も強い「ポイントジェット」や、「ピュアストレート」「ストレート」、超微細の「ミスト」といった機能を持つ。
例えば髪を洗う時はポイントジェット、身体を洗うときはストレート、洗顔にはミストというように使い分ける。毛穴の汚れ落としや肌にうるおいを与えるなど、一度の入浴でヘアケアとスキンケアが行えるのだ。
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