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健康食品業界の黒子「東洋新薬」の研究開発力 副社長「素材開発し提案もするODEM業態を自称」

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東洋新薬 副社長 髙垣欣也氏
髙垣欣也(たかがき・きんや)/東洋新薬 副社長。1967年生まれ。九州大学農学部卒。製薬会社を経て98年東洋新薬に入社。研究開発部門を歩む。2018年から現職(撮影:佐々木 仁)

特集「機能性表示食品、トクホ、サプリのウソ・ホント」の他の記事を読む

機能性表示食品やトクホなどの「健康食品」にウソはないか。本特集では、正しく向き合うためのウソ・ホントの情報を網羅した。

健康食品業界で「黒子」として知られるのが東洋新薬(佐賀県鳥栖市)だ。トクホ(特定保健用食品)や機能性表示食品の研究に力を入れており、2000年代に急成長を遂げた。研究開発を担当する髙垣欣也副社長がインタビューに応じた。

企画提案や研究に力を入れてきた

──健康食品業界で知名度が高いと聞きます。

売り上げのうち約8割が健康食品で、約2割が化粧品だ。ともに製造の受託で、BtoBのビジネスをしている。

特長は食品企業からの受託製造にとどまらず、コンサルティングや商品企画、そしてどんな成分を入れたらよいのかの処方設計や製造、販売促進支援まで、トータルなサポートが可能なことだ。研究開発のスタッフはおよそ60人いる。トクホの取得は259件。2位が52件なので業界トップである。

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