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ベースフードが開拓した「完全栄養食」の可能性 「必要な栄養素をすべて摂取」を標榜

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ベースフードが販売する「ベースブレッド」

特集「機能性表示食品、トクホ、サプリのウソ・ホント」の他の記事を読む

機能性表示食品やトクホなどの「健康食品」にウソはないか。本特集では、正しく向き合うためのウソ・ホントの情報を網羅した。

トクホや機能性表示食品とは別のアプローチで、急成長している市場がある。「完全栄養食」だ。明確な定義はないが、厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」で摂取基準値を規定した33の栄養素を1食でバランスよく取れる食品を指すことが多い。

通常、健康的な食事をするには、栄養の知識や多種の食材を買うお金、調理する時間や労力が必要となる。その手間を解消するのが完全栄養食だ。袋を開けるだけ、お湯を注ぐだけで食べられる商品が多く、健康志向の消費者のみならず、コスト・タイムパフォーマンスを重視する若い世代を中心に支持を得ている。

認知度の向上とともに売り上げ急増

富士経済によれば、完全栄養食市場は2024年に22年比2.1倍の291億円となる見通しだ。

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