【産業天気図・証券業】相場低迷で売買代金も低調か

今06年度の天気は「曇り」。口座数の伸びは続いているが、昨年度後半のような伸びは勢いをなくしている。首位のイー・トレード証券<8701.ジャスダック>は、5月の月間売買代金が約6.6兆円と、10兆円を超えていた昨年12月、今年1月のような勢いがない。8月までの期間限定で手数料引き下げキャンペーンを行っているが、相場の低調も響き、売買代金の伸びにつながっていない。
 松井証券<8628.東証>は4月からの手数料引き下げの影響が大きい。5月の1日平均売買代金は1125億円と、今年2月の6割の水準にまで落ち込んでおり、相場低迷の直撃を受けている。手数料を変更していないマネックス証券(マネックス・ビーンズ・ホールディングス<8698.東証>傘下)、カブドットコム証券<8703.東証>も、1日平均約定件数が減少している。
 ただ、昨年度も前半は不調だったが、尻上がりに相場が活況を呈し、空前の好決算となった。相場次第では下期回復の可能性もありそうだ。
【山田徹也記者】


(株)東洋経済新報社 会社四季報速報プラス編集部

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ひとりの贅沢空間~週末に聴きたい名盤
  • 若者のための経済学
  • 内田衛の日々是投資
  • ほしいのは「つかれない家族」
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
海外進出、そして株式上場へ<br>新日本プロレスの復活と野望

どん底の2000年代を経て鮮やかなV字回復を果たしたプロレス界の雄。キャラクターの異なるスター選手を複数抱え、観客の4割は女性だ。外国人経営者の下、動画配信や海外興行など攻めの姿勢を見せる。株式上場も視野に入ってきた。