円安影響を抑える「夏の海外旅行」お得ウラ技5選 歴史的円安の中で世界一周してわかったこと

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Q1.円安の影響を最小限に抑えて海外旅行をする方法を教えてください。

①為替が円高に進んだ国もある

まだ旅先が決まっていない場合、円安の影響を受けにくい国を選ぶのも一つです。我が家が今年4月に訪問した、ベトナムやタイなどは比較的、物価も日本とあまり変わらず、為替の影響も気になりませんでした。

中には為替が有利な国もあります。例えば、エジプトは、2年前の為替レートと比べると約半分の値段で買い物が楽しめます。1エジプトポンド=約3.3円(7月17日現在)ですから、むしろ食事やお土産物選びも、お店を選べば十分お得感がありました。

②通貨の両替は最小限に、支払いはクレジットカードで

今や世界的にもキャッシュレス決済が進んでいるため、主要都市へ行く場合、ほとんど外貨への両替は必要ありません。とはいえ、都市部を除く地域などでは現金のみという国もありましたので、必要最小限の現地通貨を持っていると安心です。

我が家の場合、現地の空港に着いたらまず1万円程度を両替し、それを夫婦で半分ずつに分けて持っておくようにしていました。

金券ショップでの両替がお得な理由

③もし両替するなら金券ショップを選択

ちなみに、世界一周旅行では、南米などクレジットカードが使えない場所もあると聞いていたため、日本でいくらか米ドルに両替して持っていきましたが、その際は、銀行や外貨両替所よりも、換金レートのお得な金券ショップで両替をしました。

たとえば、銀座の金券ショップでは、実際のドル円為替レートよりかなりお得なレートが表示されていましたので、とても不思議に思っていましたが、現地ショップへ行ってみてその理由がわかりました。

私のように円からドルへ両替したい人(米ドルが欲しい人)よりも、ドルを円に両替したい外国人観光客が圧倒的に長蛇の列をなして並んでいたのです。すなわち、この店のドル円の需給バランスが、両替レートを決めていたというわけなんです。

というわけで、現地通貨への両替は最小限にして、現地での支払いは、クレジットカードを利用するのがオススメです。

金券ショップで提示されていた為替レート。円をドルに替える際、当時の実際のレートよりお得だった(筆者撮影)
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