また(ユーザーが利用に応じて獲得した)ポイントは、これまでアクセサリー商品の購入や機種変更などにしか使えなかった。これを、どこでも利用できる仕組みにリニューアルした。物販サービスも、それに合わせて立ち上げているところだ。
社内では、ウォレットカードのユーザー数を増やし、1契約当たりの収入もさらに伸ばそうと言っている。通信だけではなく、オンライン、オフラインで市場を広げる。ユーザーが便利になるように経済圏を育てる、というコンセプトだ。
――独自コンテンツサービスの「スマートパス」でも、リアル店舗などへの送客に注力していた。
会員向けクーポンをやっている。たとえば映画館に送客する「auマンデイ」。毎週月曜日に映画が1100円で安く見られるので、ユーザーは映画館に足を運ぶ。そうすると提携先も喜んで原資を提供してくれるし、彼らがauショップ向けにクーポンを出すことで相互に送客できる。auの顧客ベースが通信以外の分野のパートナーにメリットを与えることができる。ならば、パートナーとともに経済圏を作っていこうという戦略だ。
実は、「スマートバリュー」(固定回線やケーブルテレビと、スマホのセット割引)も同じだ。われわれがケーブルテレビに送客し、彼らがauのスマホが欲しいユーザーを送客してくれる。ネットワークや通信だけでなく、そのほかの分野でもこうした取り組みを始めたというわけだ。
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