あなたは保険にカネを払いすぎていませんか 月10万円超を払う契約者の実態
生命保険、医療保険、がん保険、自動車保険、収入保障保険――。いざというときに備えて加入する保険。だが、そんな保険におカネを払いすぎてはいないだろうか。
月3万円以内が大半だが…
週刊東洋経済は7月11日号(6日発売)で『トクする保険 ソンする保険』という特集(全52ページ)を組んだ。その取材に関連して、東洋経済オンライン読者にアンケートを実施。毎月、どれぐらいの保険料を払っているかの実態を調べた。
有効回答数は1863人。毎月払っている保険料で、いちばん多かったのは1万円未満(29.1%)、次に多かったのが1万円以上2万円未満(28.7%)、3番目が2万円以上3万円未満だった。3万円未満で全体の75.6%を占めるが、10万円以上払っている人も全体の2%(37人)いた。
『トクする保険 ソンする保険』の取材に当たっては、ネットアンケートに回答を寄せた中で、東洋経済の個別取材に応じてくれた読者が6人いた。そのうち2人の談話を以下に紹介しよう。
以前は、外資系のがん保険(10年更新型)に入っていたが、更新で保険料が激高になるので解約した。損保は自動車保険や火災保険に入っているが、生保は何も入っていない。都道府県民共済に月4000円の掛け金を払っているが3割くらいの割戻金があるので、実質は月2000円台後半の負担だ。
「会ってくれただけでポイント(何のポイントかは不明)をあげるから」と言われ、興味本位でライフプランナーに喫茶店で会ったこともある。そのときは「共済よりいい条件の保険があるなら乗り換えてあげてもいいよ」と言ったらどん引きされた。「共済よりいいのがあったら」と言うと、100%引きますね。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら