「"宇宙食"としても注目」おにぎりは凄い食べ物だ 炊飯器と旅する「にぎりびと」神谷さん(中編)

✎ 1 ✎ 2 ✎ 3
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
にぎりびと 神谷よしえ
神谷さんのおにぎりの特徴は「にぎりたての熱々おにぎり」を、食べる人に「手渡し」することにある(写真:尾形文繁)
「にぎりたてのおにぎり」を手渡しで渡して、その場で食べてもらう「おにぎりイベント」を各地で開催する「にぎりびと」神谷よしえさん。
拠点とする佐賀県・嬉野温泉の和多屋別荘で「おにぎり 神谷」として定期的に開催される朝食会は予約枠がすぐにいっぱいになってしまうという。
全国各地からも「おにぎりをにぎりに来てほしい」「イベントでおにぎりをにぎってほしい」というオファーが絶えず、その活動は海外にも広がっている。
神谷さんはなぜおにぎりをにぎるのか、神谷さんのにぎるおにぎりは何がそんなに魅力的なのか。人気の秘密に迫ってみた。
*この記事の前編:"炊飯器と世界を旅する"女性「にぎりびと」の意外な正体
*この記事の続き:にぎりびと直伝!「絶品おにぎり」作る簡単すぎる技

おにぎりは「元気玉」!

にぎりびと 神谷よしえ
「ごはんはエール」が神谷さんのライフテーマ。「おにぎりで元気を渡したいんです」(写真:尾形文繁)

国内外を舞台に「おにぎり」をにぎって手渡しで食べさせる「おにぎりイベント」を開催する「にぎりびと」神谷さん。

神谷さんのおにぎりの特徴は「にぎりたての熱々おにぎり」を、食べる人に「手渡し」することにある。食べる人は受け取ってそのまま食べるのだ。

ドラゴンボールの『元気玉』 じゃないけど、元気は直接渡してこそだと思うんです。一回お皿に置いてしまうと、なんとなく元気玉じゃなくなる気がして(笑)。

でもこうしておにぎりで元気を渡していくと、逆に私自身もみなさんから元気をいただくことができるんです。

イベントなどで一度に数百個のおにぎりをにぎることもあるのですが、どれだけにぎっても全然疲れない。おにぎりを通じてエネルギーのキャッチボールをしているような感覚です」

【写真】「どこにでもある炊飯器、どこにでもあるお米」で作る神谷さんの”おにぎり”。それを受け取る人は誰もが笑顔になる
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事