難関資格「たった1年で合格」の"神スケジュール" 多くの資格を取得して人生の選択の幅を広げる

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[2008年11月] 行政書士試験に合格

勉強期間は約半年、とくに転職などでメリットは感じなかった

合格当時、新聞記者を辞めて転職し、東証二部の化学メーカーで経営企画を担当する部署に勤務していました。

合格によっても給与の上昇はなく、転職においてもとくに有利になることはありませんでした。

安定した収入を得ることは難しいと考えたため、行政書士のみで開業はしませんでした。なお、当時の年収は500万円ほどでした。

TOEICの高スコア取得により年収が200万円アップ

[2009年5月ごろ] TOEIC820を取得

勉強期間は約半年、外資系企業や英語を使う企業への転職先が大きく増えた

TOEICは大学生以来、2回目の受験でした。

引き続き化学メーカーに勤務していました。スコアの取得によって転職サイトで応募できる会社が大幅に増えました。取得から半年後、外航海運会社に転職し、年収が200万円上がりました。

[2013年7月] 司法書士試験に合格

勉強期間は約2年、転職時のメリットは大きくないが、独立開業が可能になった

外航海運会社に勤務しており、合格は会社に知らせませんでした。

当時の制度には資格手当がなかったため、年収が上がることはなかったと思います。

また、司法書士資格を有していても、転職先はそれほど増えないように感じます。

[2014年8月] 公認会計士試験に合格

勉強期間は約1年、多様な企業や監査法人への転職、独立開業が可能になった

引き続き外航海運会社に勤務していました。

受験後に退職し、少しの休職期間を経て小規模監査法人に転職しました。
早期独立を考えていたため、大手監査法人の求人へは応募しませんでしたが、当時は人手不足だったため、転職は可能だったと思います。

一般企業についても、公認会計士資格を保有していれば、多くの一流企業への転職が可能です。

[2016年8月] 宅地建物取引士試験に合格

勉強期間は約1か月、不動産会社への転職や独立開業が可能になった

すでに独立開業しており、「いつか使うかもしれない」程度の考えで受験しました。

合格後もとくに資格を使うことはありませんでしたが、業務上、宅建業の登録が必要になったため、取得した資格を使って不動産業を始めました。

もし就職を考えた場合は、不動産会社に就職が可能で、多少の手当も得られると思います。

こうして振り返ると、個人的な経験では、転職にもっとも役立ったのはTOEICで、独立開業に役立つのは司法書士と公認会計士でした。

転職時に資格があると、一定の能力を保有していることを証明できるため、選択肢が広がるでしょう。

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