難関資格「たった1年で合格」の"神スケジュール" 多くの資格を取得して人生の選択の幅を広げる

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もちろん、原価高騰や人手不足で採算を合わせることが難しくなってきたことも理由の一つです。

ラーメン屋を始めるときは、家族も含め、周囲から反対を受けました。実際、店に立ってラーメンを作りながら本業をこなすのは大変で、振り返ると我ながらよくできたものだと思います。妻にだけは事前に相談したものの、開店も閉店も、自分一人で決めました。

一般的に、飲食店を始める際は融資を受けて店舗を契約する人が多いですが、本業で安定した収入があるため、借入もなく、閉店の翌日には片付けも終わり、清算を終えました。

開店した理由はざっくり言うと、「やってみたかったから」です。リスクの高い飲食業を自ら体験することで、経営者の苦しさを理解したいという思いもありました。

2年間経営した結果、約250万円が手元に残りました。本業に比べると利益率はとても低いですが、血肉になる学びは随所にあり、よい体験でした。

開店と閉店を自分だけで決められたのは、本業で安定収入があったからです。

難関資格試験に合格すると、人生の選択肢が増え、可能性が広がります。たとえば、私は青森県で事務所を開いていますが、東京で就職することも可能です。一人で経理部門の立ち上げから上場までに対応することができるため、就職先には困りません。

監査法人に入ることもできます。身につけたラーメンのスキルを生かし、海外で店を開くこともできます。

いつかやってみたいです。

資格で私の人生がどう変わったか

ひと昔前のように、難関資格を取れば一生安泰という時代ではありません。

ですが、いまでも、合格すると自由とある程度の保障を得られます。

実際に、私がかつて取得した資格と、それによって人生がどう変わったかは、次のとおりです。

[2007年6月]日商簿記1級に合格

勉強期間は約半年、合格した結果、経理部門などの転職先が増えた

合格当時、新聞記者を辞めて公認会計士試験の勉強をしていたものの、挫折して就職を検討していました。

合格した結果、転職サイトでプロフィールに書ける資格を取得でき、面接に進みやすくなったように感じます。

次ページ当時の年収は500万円ほどだったが…
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