多すぎて悩む生成AI、最新注目ツールはこの3つ! お手軽で画像や音楽の作成に強力な性能を発揮
Image Creatorでは数秒程度で、上の図にあるような複数の画像が生成されます。入力したプロンプトは、イメージをそのまま言語化したような単純なものですが、非常に綺麗な画像が生成されています。
それもそのはず、このImage Creatorの背後にある画像生成AIの本体はDALL-E3という、OpenAIが開発した最新の画像生成AIなのです。そのため、このツールは、現時点で最新の画像生成AIがただで使える大変お得なサービスです。
圧倒的な質を誇る「Suno」
②音楽生成AI:Suno
拙著内で言及することができず、個人的に大変後悔している生成AIサービスが、音楽生成AIの「Suno」です。Suno自体は、私が本を執筆していた2023年の中盤ごろには存在しましたが、その性能が注目を集めるようになったのは2023年の12月でした。
このSunoは歌詞を入力すると、実際にその歌唱と伴奏を生成してくれるサービスです。ボーカロイドのように、歌唱の一部を人間が調整するものはともかく、単なる歌詞の入力から音楽全体を作るAIサービスというのは、今まであまり脚光を浴びていませんでした。
実際、今までに存在したほとんどのAIサービスの生成音楽の質は人間によるものには程遠く、せいぜい「これがAIの作った音楽(笑)」などと笑いのネタの一つとして消費されるくらいのものでした。その点、Sunoの生成音楽の質は圧倒的です。
下の図は、実際にSunoに歌詞を入力して音楽を生成している様子です(ちなみにこの歌詞はChatGPTに考えてもらったもので、純AI音楽です)。GoogleアカウントなどでSunoのアカウントを作成し、「Create」ボタンから「Custom Mode」を選択して、歌詞を入力、そして「Create♫」ボタンを押してしばらくすると音楽が生成されます。
Sunoには生成音楽の共有機能があります。以下のURLから、上の図で実際に生成した音楽を聴くことができます。
いかがでしょうか? 歌唱も伴奏も、実際のアーティストによるものと勘違いするような品質です。あくまで個人的な意見を申し上げると、表面上は人間のアーティストに迫るものであろうと、細かい部分は人間のほうが上だとは思いますが、Sunoが注目され始めた当初は、当の作曲家たちもその性能の脅威を主張していました。
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