いま、話題の“フィリピン留学”とは何ものなのか? ~『フィリピン「超」格安英語留学』(その1)
しかしながら、フィリピンは教育格差もあるために、公用語といっても全員が満足に英語を扱えるわけではありません。ですが、マクドナルドやスターバックスの店員は流暢な英語を扱いますし、そこまでではないですが、タクシーの運転手や露店のおばちゃんも英語を話します。
特に大学を卒業しているレベルのフィリピン人の多くは英語を流暢に扱うことができ、発音等のクセについてもアジアの中では最も綺麗な発音だと言われています。
もちろん、語学学校の講師は原則、大学を卒業しているフィリピン人が務めます。
フィリピン人の英語力を伝えるのにわかりやすい例は、マイクロソフト、デル、IBM等の世界的大企業がカスタマーサポートを行うコールセンターを置いているという事実です。コールセンター産業の分野では、昨年、フィリピンがインドを抜いて世界一になったといわれています。
それはフィリピンの人件費の安さもさることながら、英語力が評価されていることも間違いないことでしょう。
カナダやオーストラリア等、他のメジャー英語留学先では、英語レッスンと言ってもグループレッスンになります。
講師1人に生徒が十数人ですと、日本人にもっとも不足している“スピーキング”の時間を十分に確保することは難しいでしょう。
しかし、人件費が他国よりも安価なフィリピンでは、講師1人に生徒1人でのマンツーマンレッスンを徹底的に受けることが可能です。
そしてマンツーマンレッスンはグループではないので、周囲を気にせずに自分のペースで学習を行うことができるのも大きな魅力のひとつです。
このマンツーマンレッスンを格安で受けられることが、フィリピン英語留学最大の特徴であると言えます(日本国内にある英会話スクールでは、実現不可能な価格でしょう)。
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