たとえば客室は、全室洗い場付きのバスルームを備えており、マッサージクッション、肌に負担が少なく、汚れをしっかりと洗い流せる「リファ」のシャワー、髪を傷めずにツヤを与える「ダイソン」のヘアドライヤーなど高機能アイテムを設置する。GABA、L-テアニン、ヘンプシードエキスなどのリラックスサポート成分を配合したドリンクや、睡眠の質とすっきりとした目覚めをサポートするチョコレートなども無料設置している。
朝食は、千葉県の郷土料理「さんが焼き」、自家製クラムチャウダーなど、地元食材や旬素材を使用した料理を含め、約70種類の和洋食が並ぶモーニングビュッフェ。アメニティには、通常のホテルメッツのラインナップに加えて、女性にうれしいシートマスクも……。
つまり、より一層の快適性が約束された空間なのだ。プレミアブランドは今後増やしていく予定で、7月には5ホテルのリブランドが決まっている。
「自分ごと化」でクオリティを守る
このプレミアブランド、そしてホテルメッツ、両方に通底するのは、ゲストの快適性の追求と、そこに付随する掃除しやすさへの工夫だろう。そしてどちらも、清掃を「自分ごと化」する社員の目で日々インスペクションが行われ、清潔のクオリティが守られている。
90%という高稼働の理由と、ホテルメッツのコンセプトである「上質が息づく」の真価が見えてきた。後編では、宿泊者も気づかぬ「地道すぎる改善」から、ホテルメッツの経営姿勢に迫る。
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