東京23区の中古マンション6つの「狙い目」エリア アクセスよく利便性の高い街で探す"お宝物件"

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(2)大森・大森海岸エリア(品川区・大田区)

JR大森駅には駅ビルのほか、周辺にスーパーマーケットや約100店舗も加盟する商店街があり、とにかく日用品の買い物には困らない住みやすいエリアだ。またJRで品川まで6分、乗り換えなしで東京駅まで20分とアクセスもとてもよい。

大森駅の特徴は、山側と呼ばれる「山王」エリアと、海側と呼ばれる「大森海岸」エリアに分かれること。

山王エリアは高台にあり、災害に強いと政界・文化人も住む高級住宅地。低層階の建物が多く落ち着いた雰囲気があるが、近年では百貨店跡地に「MEGAドン・キホーテ」ができるなど庶民的な印象も受ける。このドン・キホーテは、野菜の詰め放題でも有名だ。

また大森駅から海側エリアにある京急「大森海岸」駅までは、徒歩で約10分。この大森海岸駅付近、特に幹線道路沿い(国道15号)に、住みやすい間取りのリノベーション済み物件が手の届きやすい3000万円台後半から常時出ている。

大森ふるさとの浜辺公園
大森ふるさとの浜辺公園(写真:Tony / PIXTA)

さらに「しながわ水族館」や少し足を延ばせば「大森ふるさとの浜辺公園」もあり、子育て環境も良好だ。

ただし、幹線道路沿いにある物件は車の騒音があるので、二重窓などの防音対策がされているか必ずご確認いただきたい。

再開発で人気が高まるケースも

(3)金町(葛飾区)

金町というと下町のイメージを持つ人も多いかもしれない。だが2009年に竣工された41階建て「ヴィナシス金町タワーレジデンス」を皮切りに、タワマンが次々と建設されている。

このうち駅から徒歩12分の37階建て「シティタワー金町」は2016年竣工。まだ築浅でありながら、3LDK・60~70平米前後で5000万円台後半から売りに出されている。都内で広さのあるタワマンに住める希少物件とも言えるだろう。

また隣接エリアには区立公園として区内最大の広さ(面積約7.1万平方メートル)を有する「葛飾にいじゅくみらい公園」があり、開放感もある。

葛飾にいじゅくみらい公園とマンション
葛飾にいじゅくみらい公園(写真:イデア/PIXTA)

さらに朗報なのが、金町駅北口から徒歩5分に位置する「元イトーヨーカドー」と「金町自動車教習所」の跡地を中心に、約3ヘクタールの大規模再開発が進行中であること。

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