「時間が足りない」と悩む人が抱える根本的原因 「役割の時間」に時間をとられすぎている

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家事であれば、食事をつくり、掃除し、風呂をわかし、洗濯して、たたむ。スーパーに買い物に行って、子どもを迎えに行かないといけない……。

「あ〜、なんでこんなに忙しいんだ!」

そんな気持ちになることもあると思います。

忙しいと感じる時間には、ある共通点があります。忙しいと感じるこれらの時間、いったい「どんな時間」でしょうか?

それは、「やらないといけないこと」に属する時間ということです。この「やらないといけないこと」にかける時間の多くは「役割の時間」です。

「役割の時間」に時間をとられすぎている

仕事でも家事でも育児でも、「やらないといけないこと」の多くはその人の役割です。資料をつくらないといけない。家族の食事をつくらないといけない。子どもに勉強を教えないといけない……。これらはいってみれば「役割の時間」です。

時間が不足する原因の多くは、「役割の時間」に時間をとられすぎていることなんです。

また、「やらなければいけないこと」は、「役割」以外に将来に対する「投資の時間」であるケースもあります。

「大学に合格するために今勉強する」「売上のために残業する」などは投資の時間です。「投資の時間」も時間不足を生む要因のひとつです。

一方で、たとえばこんな時にこんな感情って起きますか?

「1日中ダラダラとテレビを見てしまった。あー、忙しい1日だった」

ダラダラした1日を「忙しい」とは思わないですよね。このダラダラした時間は、いってみれば「浪費の時間」です。

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