英作文が「すらすら書ける」誰でもできる簡単テク 英検でも出題、イチから考えるのは至難の業
さて、今回は具体的に、3つの「使いやすい英語表現」をみなさんにお伝えしたいと思います。
QUESTIONについて、あなたの意見とその理由を2つ英文で書きなさい。
語数の目安は50~60語です。
Do you think students should study abroad?
「留学についてどう思うか」という英作文問題ですね。英検でも出題が考えられますし、ほかの英語の資格試験・入試でもよく出題される問題だと言えるでしょう。これに対しては、以下の3つのポイントを駆使することで英作文を書くことができます。
①broaden one’s mind[horizon]
先程も出てきた、broaden one’s mind[horizon]は、「視野を広げる」という意味の表現です。かなり使い勝手がよく、なんでも使えます。
Doing volunteer work broadens our mind[horizon].
(ボランティアをすることは、私たちの視野を広げます)
I want to study at an American university to broaden my mind[horizon].
(私は、自分の視野を広げるためにアメリカの大学で学びたいです)
このように、「視野を広げる」という表現は、自分が今まで知らなかったことを知り、経験したことのないことを経験する(留学やボランティア、生徒会活動や起業など)という文脈と、とても相性がいいですね。
この問題のテーマである「留学」は、まさに新たな学びや経験を得られる貴重な体験であり、broaden one’s mind[horizon]「視野を広げる」という表現にぴったりです。
Studying abroad broadens students’ mind[horizon].
(留学をすることは生徒の視野を広げることにつながる)
とも、使うことができます。
因果関係を示すときに使える表現
②This[A] enable us to
次にご紹介する「This[A] enable(s) us to」は、「これ[A]は私たちが〜することを可能にする」という意味の表現です。
より自然な日本語にすると、「これ[A]によって、私たちは〜できる」となります。「可能にする」というのは日本語で言うと難しく感じるかもしれませんが、「こういうことができるようになる」と言う意味なので、因果関係を示すときに使いやすいですね。
Online courses enables us to study at anytime and anywhere.
(オンライン講座によって、私たちはいつでもどこでも学ぶことができます)
そして、この問題ではこんな使い方が考えられます。
Going to foreign countries enables students to learn about different cultures and traditions.
(外国に行くことは、異なる文化や伝統について学ぶことを可能にします)
これはつまり、「外国に行くことで、異なる文化や伝統について学ぶことができる」という意味ですね。
ただ外国に行って学ぶだけでなく、その土地の文化や伝統に触れることも留学の醍醐味ですよね。この問題でも、この観点を使えばいい答案が書けそうですよね。