ナイジェリア「ブルーライン」で超加速経済を体感 キャッシュレス、自動小銃、カオスな街並み…

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駅の入り口から入ると、まずはセキュリティーチェックを受けます。簡易的な金属探知機の下を通るだけなのですが、近くには自動小銃を抱えるセキュリティーガードが立っています。

日本人の感覚だと、鉄道なのに、なぜ、セキュリティーチェックを受ける必要があるのかと思うかもしれません。ラゴスは、アフリカの中でも治安が悪いことで有名です。この駅のあるエリアはラゴスの中では安全なほうではあるのですが、セキュリティーチェックは必須です。テロリスト・暴漢・怪しい人を牽制し、乗車を防止するためです。

マリーナ駅のセキュリティーチェック
マリーナ駅のセキュリティーチェック(写真:AAIC)

運賃はキャッシュレス決済のみ

駅の構内は、田舎の私鉄のようです。まだ、小さなお店が2軒と自販機が2つ、トイレもちゃんとあります。プラットフォームに降りると中国の鉄道モデルで、キオスクや自販機のようなものはいっさいありません。上の構内で飲物などは買っておく必要があります。

運賃は完全にキャッシュレス決済で、現金での乗車はできません。交通系ICカードの「Cowry」を500ナイラ(約0.5ドル/約75円、2024年1月時点)で購入し、タッチして改札を通過します。運賃は往復1500ナイラ(約1.5ドル/約220円/2024年1月時点)です。

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