「続かない」人が「続ける」体質になる簡単な方法 「1日5分」をコツコツ続ければ毎日が変わる

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たぶん手に取るついでに数ページは読んでいるはず。むしろ読まなければそれはそれであり! 毎日同じ本を手に取って1年読まなかったら、それはそれですごいことだ。

本を読んでいると、「こういうことやってみたい」って思うようなことが書いてある。

先日、『血管を強くする 循環系ストレッチ』(中野ジェームズ修一 著、田畑尚吾 監修、サンマーク出版)という本を読んだ。1日10分でできる効果的なストレッチが紹介されていた。

たしかに1日10分はできそうな長さである。でも、「毎日10分……果たしてそんなに続くかな?」とも思う。数日はやるかもしれないけど、そんなに長くは続かないような気がする。

毎日続けることを考えたら、10分はちょっと長い。こういう場合は、「続けられるサイズ」にして取り入れることにしている。

だから30秒だけやってみることにする。最初から全部きっちりやろうと思わない。その一部だけをお試しでやってみる。10分のうち30秒だけやってみる。

それがずっと続いて効果がわかってきたら、1分に引き延ばしたり、やり方を変えたりしていく。きちんとやって続けられないより、お試しでも長く続けられるほうを選ぶ。

一部だけマネすればいい

本を読んだら、「続けられそうな」ことを一部だけマネして続けてみる。

『仕事がはかどる 禅習慣』(枡野俊明 著、マガジンハウス)という本に、1日のはじまりに仏壇など、決まった場所に手を合わせて感謝の言葉を口にする朝の習慣が紹介されていた。

簡単そうだし、マネしてみようと思った。仏壇はないけど決まったところに手を合わせることはできるので、ベランダから神社のある方角を向いて手を合わせることにした。

だけど、「感謝の言葉」を口にするのがちょっと恥ずかしくて抵抗があった。そんなの続けられるかなと思ったので、「同じ方向に手を合わせる」といういちばん簡単なアクションだけを取り入れてマネしてみた。

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