北朝鮮の干ばつ、過去100年で最悪

水田被害が全土に拡大

 6月16日、朝鮮中央通信社(KCNA)は、北朝鮮がこの100年で最悪の干ばつに見舞われており、農作物に甚大な被害が出ていると伝えた。写真は昨年5月の水田の様子。シヌイジュ(北朝鮮)近郊で2014年5月撮影(ロイター/Jacky Chen)

[ソウル 16日 ロイター] - 朝鮮中央通信社(KCNA)は16日、北朝鮮がこの100年で最悪の干ばつに見舞われており、農作物に甚大な被害が出ていると伝えた。

同通信によると、北朝鮮では降水量の不足で全国的に水田が干上がっているという。

国連北朝鮮事務所の代表に当たるイサクザイ常駐調整官は5月、ロイターとのインタビューで、昨年の干ばつにより深刻な食糧危機が起きる可能性があると述べた。北朝鮮の昨年の降水量は過去30年で最低だった。

北朝鮮では夏季の干ばつや洪水により、農業生産が周期的に打撃を受けている。農業技術の近代化やコメから他の作物への生産転換を進めているが、被害を食い止めるには至っていない。 

国連は4月、北朝鮮への人道支援に1億1100万ドルの拠出を募ったが、これまで集まった額は目標を大きく下回っているという。

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