バブル超え目前!「日経平均」銘柄に株価の明暗 あおぞら銀などは指数上昇に反し年初から下落

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

一方で年初来の上昇率をみると、225の構成銘柄で1位となったのはSCREENホールディングスだった。

年初に1万1200円だった同社の株価は1万8780円に上がった。半導体の製造工程で細かなゴミを取り除く洗浄装置を主に生産する企業だ。

上昇率上位の顔ぶれは今後変わる?

「史上最高値は目標というより通過点」(野村の柏原氏)。実際、証券大手は今年の日経平均の予想レンジを上方修正している。大和は年末の予想値を4万3000円に引き上げた。

特定の業種や銘柄からほかの業種・銘柄へと買いの動きが移っていくことを「循環物色」という。これまでは半導体関連を中心に買いが集まったと指摘されるが、市場関係者は循環物色が進み、幅広い銘柄が上がることを期待している。

日経平均が無事に4万円台に到達した際には、上昇率上位の顔ぶれが変わるかもしれない。

日経平均の上昇率以上に株価が上がった企業
緒方 欽一 東洋経済 記者

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

おがた きんいち / Kinichi Ogata

「東洋経済ニュース編集部」の編集者兼記者。消費者金融業界の業界紙、『週刊エコノミスト』編集部を経て現職。「危ない金融商品」や「危うい投資」といったテーマを継続的に取材。好物はお好み焼きと丸ぼうろとなし。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事