バブル超え目前!「日経平均」銘柄に株価の明暗 あおぞら銀などは指数上昇に反し年初から下落

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松井氏は、全体として好調な企業利益と株主還元姿勢の強まりが海外投資家の日本株評価を改めさせたとみる。「低バリュエーション(本来の企業価値より株価が割安な状態)が見直されるきっかけが集中した」ことが株高の原動力というわけだ。

「最高値更新は時間の問題」。2月19日の週に更新してもおかしくないと、大和の本社に詰めかけたメディアを前に語った。

46銘柄が年初から株価下落

日経平均が歴史的な節目を迎えようとする中、その構成銘柄すべてが上昇しているわけではない。225銘柄の年初来騰落率を出した結果、46銘柄が株価を下げていた。

下落率の大きい順に並べたのが下の表だ。1位のあおぞら銀行の下落率は33%。アメリカのオフィス向け融資で多額の引当金を計上、15年ぶりの最終赤字に転落すると2月1日に発表したことで失望売りを浴びた(詳細はこちら)。

(※外部配信先では表の画像を全部閲覧できない場合があります。その際は「東洋経済オンライン」内でお読みください)

日経平均の上昇に反して株価が下がった企業
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