バブル超え目前!「日経平均」銘柄に株価の明暗 あおぞら銀などは指数上昇に反し年初から下落

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野村証券のトレーディングフロア
野村証券のトレーディングフロア。同社トレーディング・サービス部の柏原悟志担当部長によると、フロア内でも高値更新への期待感が高まっているという(撮影:尾形文繁)

バブル時につけた最高値がいよいよ射程圏に入った。

東証プライム市場上場の225銘柄を選定し、その株価を使って算出する日経平均株価指数。終値での史上最高値3万8915円は、1989年12月29日につけた。

それから34年余り。2月16日の場中に、日経平均は一時3万8865円にまで上昇した。

「今まで経験したことのないような盛り上がりを感じている。『歴史的な瞬間に立ち会えるかもしれない。わくわくするよね』とフロアの中で話している」

東京・大手町にある野村証券のトレーディングフロア。その前で同社トレーディング・サービス部の柏原悟志担当部長が、報道陣の取材に期待感を述べた。

日経平均に高値警戒感はない

日経平均の2月16日の終値は3万8487円。1月4日の初値は3万3193円だったため、1カ月半で約16%も上昇した計算となる。ただ、高値警戒感は薄い。

「日本企業の体力や稼ぐ力はかつてと異なる。高所恐怖症のような感覚は正直ない。むしろ海外投資家は日本株を安いと思って買ってきている」と、柏原氏は話す。

大和証券グループ本社の松井敏浩副社長も過熱感は少ないと語る。1985年入社の松井氏はバブルを肌感覚で知っている。

「1989年は熱狂の中でつけた高値。多くの人が『買えば上がる』という買い方をしていた。非常に危うい上がり方だった。今は利益に対して適正なバリュエーションで買ってこの株価なので、当時と比べて落ち着いている」

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