有料会員限定

消費者データを徹底的に活用! 新商品開発の裏側 インテージ長崎貴裕CDOインタビューも

✎ 1〜 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 17
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

消費者から集めたデータは、どのようにして新商品開発に生かされているのか。

コンビニで会計をするビジネスパーソン
(写真:Graphs / PIXTA)

特集「データ錬金術」の他の記事を読む

データは金になる――。長い間そう言われてきたが、試行錯誤の末、ようやくビジネスが開花し始めた。
『週刊東洋経済』2月10日号の第1特集は「データ錬金術」。情報を金に換えるノウハウを先達から学ぼう。
『週刊東洋経済 2024年2/10特大号(データ錬金術)[雑誌]』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら

JR東京駅近くのオフィス街に位置するコンビニをのぞくと、実に25種類ものグミが並んでいた。色とりどりのパッケージに目を凝らせば、かみ応えのあるハードタイプのものが目立つ。一方、ガムは大容量のボトルタイプを除くと、10種類しか置かれていなかった。

なぜ菓子メーカーは競うようにグミを売り出し、中でも硬いものを数多く開発するのか。いま商品開発に欠かせないのが、消費者から集めたさまざまなデータの分析結果だ。

そうしたデータを提供している企業の1つが、東京・秋葉原に本社を構えるインテージだ。市場調査で国内最大手の同社を例に、個人の情報から商品開発に至るまでの過程をたどってみよう。

個人の買い物履歴を収集

関連記事
トピックボードAD