新設校がトップ校の地位を脅かす。
何が何でも中高一貫校――。首都圏では小学校6年生の児童数が大きく減る中、中学校の受験者数が過去最多を更新しそうな勢いだ。なぜなのか。
『週刊東洋経済』2月3日号の第1特集は「過熱! 中学受験狂騒曲」。パニックの様相すら呈する中受のリアルを追う。
今、愛知が熱い。明和、半田、刈谷、津島の県立4高校が「第1次導入校」として2025年に付属中学校を併設、愛知初の公立中高一貫校が一気に4つも誕生するからだ。
地元塾関係者からの注目度が高い理由は旭丘、岡崎という最難関の公立高校ツートップが打撃を受けそうだから。本来これらの難関校を目指す高学力層を明和などにごっそり持っていかれる可能性が高いのだ。東海、南山女子部、滝という私立の愛知御三家中学も少なからず打撃を受けそうだ。
愛知と同様に全国各地で新興校による“学校序列崩し”が勃発している。主に、国公立大学医学部合格実績が好調であることが理由だ。
医学部合格実績で上位校を猛追
まずは宮城。
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