日本の会社員が「世界中から嫌われる」納得の理由 日本特有「ちょっと気持ち悪い」ある習慣とは?

✎ 1〜 ✎ 14 ✎ 15 ✎ 16 ✎ 最新
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

:たとえばオンラインミーティングで、日本人はずらーっと入ってきて、一言もしゃべらず抜けていく。他の国だとあり得ないです。

つんく♂:あるある。たしかにそうですね。

つんく♂
1992年に「シャ乱Q」でメジャーデビューしミリオンセラーを記録。その後は「モーニング娘。」をプロデュースし大ヒット。代表曲『LOVEマシーン』は176万枚以上のセールスを記録。国民的エンターテインメントプロデューサーとして幅広く活躍中(撮影:尾形文繁)

外国人が驚く日本人のオンラインミーティング

:普通に考えれば、話すことがなければ会議に出席する必要はないし、出席したからには、どんどん発言して自分の価値を出していかないと周りからも認めてもらえない

なのに、日本人は黙って入って、黙って出ていく。そういうのを見ていると、僕、ちょっと気持ちが悪いんです。たとえば10人中3人だけが一生懸命話して、あとの7人はただいるだけ。しかも画面の向こうで他のことをしていたりしてね。

つんく♂:話している側のテンションも下がりますよね。

:僕は「参加しないなら入ってくるな」って思っているんですが、日本ではそれが当たり前で、悪いことだとも思っていない。「会議に出ました」なんて言われても、「発言しないなら出ていないのと同じ」って言いたくなります。

つんく♂:そういう人たちに、「イエスかノーか。これについてどう思うか」って発言を求めていったら、どうでしょう。

:名指しで聞けば何か言うでしょうが、玉虫色の適当な発言しかしないことも多いでしょうね。

次ページ大企業病の弊害はまだまだある
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事