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葛飾北斎を世界の浮世絵師にした「ヤバい先輩」 天才画家ゴッホも絶賛、北斎の創作活動の原点

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  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)
  • 湯沢 としひと 漫画家、イラストレーター、似顔絵師

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(漫画:湯沢としひと)
学校や仕事で壁にぶつかったときに、どう乗り越えるか。そんなときにヒントとなるのが、歴史上の偉人たちが難局に立ち向かう際に取った行動です。著述家の真山知幸氏の新著『賢者に学ぶ、「心が折れない」生き方 10代のうちに知っておきたい 何度でも立ち直れる、しなやかなメンタルをつくる方法』を一部抜粋・再構成し、浮世絵師、葛飾北斎のエピソードを紹介します。

思い出したくない過去をエネルギー源に

「どうして自分だけがこんな目にあうのだろう」

昔のことを不意に思い出してしまい、悔しくて、悲しくて眠れなくなった……そんな夜が誰にでもあるでしょう。

できれば、イヤな記憶は心の奥底にしまっておきたいものですが、むしろ、何度も取り出しては、苦しい思い出を味わったのが、江戸時代の浮世絵師、葛飾北斎です。北斎は本来ならば、思い出したくもないような屈辱的な過去を、むしろ、前進するためのエネルギーに変えていたのです。

「え! あの北斎がそんな悔しい思いをすることなんてあったの?」

そう驚く人もいるかもしれませんね。 

北斎への評価は日本国内よりも、むしろ海外のほうが高いと言われています。

北斎は数多くの作品を残しましたが、代表作『富嶽三十六景』では、様々な角度から見た各地の富士山が描かれています。天才画家ゴッホも絶賛していたことが、弟への手紙でわかっています。

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