専門医が教える「本当に眠りやすくなる」習慣 「羊の数を数える」よりも圧倒的に効く方法
何をしても寝つけないとき、「とりあえず横になっていよう」と暗い部屋の中でじっと耐えている人もいるかもしれません。
せめて少しでも体を休めようという思いでしょうが、この行動はよくありません。
横になることで一定の休息効果はありますが、睡眠の効果はないからです。
問題なのは、人は暗い場所で目を閉じてじっとしていると、ネガティブな思考を巡らす傾向にあることです。
いろいろ試して、それでも眠れないときには
不安や悩みを思い浮かべると、ストレスを感じて交感神経が優位になってしまうので、さらに眠れなくなります。また、寝なくてはいけないというプレッシャーがさらに悪循環を生むこともあります。
ですから、どうしても眠れないなら思い切ってふとんから出て、心身に刺激を与えないよう穏やかに過ごしましょう。
マインドフルネスを試してみるのもおすすめです。マインドフルネスとは、今この瞬間に注意を向け、評価せず、とらわれのないような状態で自分の内面を見ることです。
そして、減ったぶんの睡眠時間は、プラマイゼロになるよう翌日以降に調整しましょう。
翌日に多く眠るのが難しい場合は、その週のあいだに30~60分程度の範囲でゆっくり時間をかけて調整していけば大丈夫です。
1週間以内に調整すればいいと思うだけで、プレッシャーが緩和されるのではないでしょうか。
たとえ1日眠れなかったとしても、大丈夫。
そんな気持ちで穏やかにすごしてくださいね。
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