「つらい絶望的な経験をしてそれを乗り越えられたから、作品作りを楽しめるんです。作品を作るうえで、浪人のときの経験がすごく生きています。きっと現役で受かっていたら、いまとは全然性格が違ったのではないでしょうか」
夢を持つ大切さを伝えていきたい
2024年1月下旬からはYouTubeチャンネル『聞き流す、人類学。』で世界中でフィールドワークしたり、ゲストと語り合う動画の配信を予定し、新たな挑戦も始める彼。現在の夢は「妖怪」になることだと語ります。
「いま、『夢は叶う』ってタイトルで、母校で講演させていただく機会もいただいています。大人になると、現実的な夢を持つようになってしまいます。でも、子どもはそんなことは考えません。早稲田はどんな荒唐無稽なことを言っても、誰も否定をしない環境でした。だから僕も、夢を持つ大切さを伝えていけたらと思っています」
夢にまで見た早稲田に入った加藤さん。小さい頃からの夢を仕事として追い求めている彼のやさしさは、浪人生活で得た経験からもたらされているものだと思いました。
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