「和牛解散」。そのニュースに触れた12月13日朝の長男のメッセージは、わが家の家族LINEを沸騰させた。
わが家一のお笑いファンである長女は「えっ…!」と絶句。大事な要件にもちっとも連絡をよこさない次男ですら「あら」という書き込みをした。
それほどに和牛の解散は、私たちにとってショッキングな出来事だった。
個人的に言うと、最近見ないなあと頭の片隅で思っていた。漫才界の動向に気をつけているぼくですら、そんな状態だった。
この独特の漫才が見られなくなる
和牛は好きな漫才師だ。川西くんのねちっとした、悪意のあるツッコミと、それを無視して飄々とボケ続ける水田くんのやり取りは、ほかの漫才師にはない独特の形でとくに好きだった。
いや過去形ではない。まだ解散していないのだ。にしても、もうすぐこの独特の漫才が見られなくなるということか。
解散の理由はいろいろと挙げられているが、そのうちのひとつが水田くんの頻繁な遅刻だという。
遅刻くらい、さんまさんも、ダウンタウンも若いときはしょっちゅうしていた。そんなことが解散の理由になるまい。いや、43歳、コンビ結成17年にもなる漫才師が遅刻となると、それは少し問題かもしれないが。
ただ、眠い眠い、遊び盛りの若手ではない。ほかの何かが原因だろう。
2人のモチベーションの違いということがありそうだ。
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