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東上線・宇都宮LRT「ホンダと公共交通」意外な関係 自動車製造・研究拠点へ利用は進んでいるのか

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  • 森口 将之 モビリティジャーナリスト
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LRT運行事業者の宇都宮ライトレールが発表した、11月の平日の利用者数は1万3000人。一方ホンダ・本田技術研究所社員および訪問者におけるLRT利用者は、1日約1200人だという。単純計算すれば、1割近くがホンダ関係者になる。その割にはあっさりした対応に映るかもしれないが、筆者はみなみ寄居駅の設置と、LRT開業にともなう送迎バス廃止のプロセスに、共通するものを感じた。

ライトラインの終点、「芳賀・高根沢工業団地」停留所(筆者撮影)

みなみ寄居駅の場合は、工場周辺の渋滞回避が最大の目的だった。そして送迎バス廃止については、LRTへの影響を考えたうえで実行に移している。

東上線の駅設置との共通点

いずれの場合も、地域交通全体を広い視野で見たうえで、社会と自社にとって最適だと考えた選択をしている。駅や停留場の設置は目的ではなく、地域移動を安全快適にするための手段の1つとして考えている。

モビリティとは移動可能性、つまり人の移動のしやすさを意味しており、乗り物そのものを指す言葉ではない。自らモビリティカンパニーを名乗るホンダは、その意味を十分理解しているのかもしれない。

【写真を見る】東上線・宇都宮LRT「ホンダと公共交通」意外な関係 自動車製造・研究拠点へ利用は進んでいるのか(20枚)
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