地元以外は知らない「東武の宇都宮駅」意外な一面 駅自体は小振りだが巨大な「東武初の百貨店」
北関東を代表する都市である栃木県宇都宮市の玄関口、JR宇都宮駅までは東北新幹線を使えば東京駅から約50分で行くことができる。東口は2023年8月開業の次世代型路面電車(LRT)「宇都宮ライトレール」の停留場が新たな交通の拠点となりそうだ。
一方で、正面玄関といえる西口から延びる「大通り」は路線バスが列をなしてひっきりなしに往来している。その路線バスに乗って宇都宮二荒山神社の大きな鳥居の前を過ぎるとまもなく、同市の「もう1つの玄関口」である東武宇都宮駅前に到着する。
百貨店併設のターミナルビル
東武宇都宮駅は新栃木駅から分岐した東武宇都宮線の終点。駅は百貨店と一体になったターミナルビルに位置する。ホームは浅草やほかの私鉄のターミナルと比べれば小振りの1面2線の頭端式。2階部分のホームから改札を出ると、正面で出迎えるのは東武宇都宮百貨店の入り口だ。百貨店のフロアとしては3階に当たる。
百貨店は遠くからも見える「ツインタワー」の青い看板がランドマークの1つになっている。池袋店や船橋店と異なり、東武グループ内で別会社の「東武宇都宮百貨店」が県内の大田原店・栃木市役所店とともに運営している。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら